公然わいせつの被害に遭った、という話。
公然わいせつに遭った話。
釈放されて、裁判も終わったようなので。
11/3追記
どうやら裁判してなければ、不起訴にもなってないそうでした。
追記終わり。
先週の土曜、仕事帰りのこと。
田園都市線の電車内で向かいの席に座ってきた男性が男性器(局部)をチャックから丸出しにして座ってきた。
びっくりしたー。。
詳細は省きますが揉めに揉めて、ほかの乗客の皆さんの力によりやっと下ろせて、私人逮捕(警察官ではない人が現行犯逮捕すること)になったわけだけど
そこからが本当に精神的にも体力的にも大変だった…。
朝まで調書取り。
警察署行くまでに、何人も何人もに同じことを聞かれる。
同じ人にも同じこと聞かれる。
帰れたの朝5時。
何よりも驚いたのは見せられたのは私なのに
「公然」だから、私は被害者ではないこと。
特定の被害者は存在しない。
「公然」というのは、「不特定または多数の人が認識できる状態」と過去の判例で意義されることが多いそうで…
過去の判例で意義される、ということはもうそれは大体=ということ。
なんだそれは…しかも不起訴になったらしい。
(釈放になったことなど逮捕後のことは問い合わせたらして聞かないと教えてくれません。私は警察ではないルートから不起訴になったということを聞きましたので、起訴不起訴の結果を教えてくれるかは分かりません)
いくつかの起訴ポイントのうち故意だったか、そうじゃなかったかどうかは起訴不起訴の分かれ目らしい…
そこら辺は専門的な話なのでやめておきます。
「その場から逃げることも大事」
何人もに言われたし、
「そんなクソ野郎は放っておけばよい」
とも言われた。
本当にそう?
放っておくべきだったのだろうか。
誰かがまた見て嫌な気持ちになるかもしれないのを見過ごしたほうがよかったのかな。
私は決してそう思わない。
しかし、不起訴。。
ずっと「出してない」とか「トイレに行きたくて出していた」とか一転二転三転言ってることがかわったり
「自分には妻と子どもがいて、仕事もある」
とか言ってたのに不起訴…
納得というか腑に落ちないなあ。
社会的制裁を充分に受けてるとか、どうでもいいんだよなあ。。
心の準備も出来てなければ、見ず知らずの人のちんこ見せられた恐怖。
嫌だな、も怖いな、も色んな感情が入り乱れる。
一人が起訴されて、罪を償っても
またどこかで、同じようなことが起きて、傷つく人が出てる。
…また被害に遭うかもしれない。
でも、被害に遭わなければ「また遭うかも」と怯えることなんてなかったんだよなあ…。
難しい。
慰謝料とか賠償金とかそんなお金なんて要らないから、
お願いだから、生まれる前からやり直してほしい。