減薬と断薬の難しさ

五月から減薬を始めた

まずはエビリファイを減らして、そしてなくした。
飲んでる薬はこの時点で
ワイパックス0.5、レクサプロ、エクセグラン100mg*3、マイスリー10mg、ルネスタ
を飲んでた。


六月の上旬レクサプロを半錠にした。
ここから私の身体に異変が起き始めた。
まず、朝起きれない。起き上がれない。
鉛のように重い。
1時間起き上がるのにかかった。
仕事のスピードが愕然とするくらい下がった。
ミスが目立つようになった。
つまり集中力がなくなった。
自分の体が自分の物じゃないように感じるようになった。
頭痛、吐き気。立ちくらみ。
この時はまだ薬のせいだなんて微塵にも思ってなかった。
だって薬飲んでるんだもん。
働きすぎなんだと思った。
疲れてるだけなんだと思った。

でも日を追うごとに自分が崩れていく。
訳がわからなく泣いてしまう。
自分は必要ないんじゃないか
この仕事終わらせなきゃ、捨てられる
また不適合者に戻ってしまう
後ろを振り返ったら真っ黒なもやもやが迫ってきていた。
助けてなんて言えなかった

遅く家に帰ったら一人だった
一人のご飯だった
泣きながら食べた

限界は刻一刻と迫ってた

でも
無理です、できません
そんなこといいたくなかった。
まだできますっていった。
まだできるって自分に言い聞かせた。

つい先週レクサプロやめてみましょう、ってなった。
そりゃそう。
医者の前でも元気にしてたから。
カウンセリングでも元気にしてたから。

動悸は激しくなってく。
身体は重くなっていく。
汗が凄い出る。
仕事のミスの多さ。
挙げたらきりが無い。

これはだめだ。言わなきゃ。

上司に言った。
ごめんなさい。
限界です。
休ませてください。

主治医に言った。
薬戻してください。
無理でした。
つらい。

言ったら楽になった。
後ろ振り返ったら
真っ黒なもやはなくなっていた。

繰り返さなくても大丈夫だった

二年前の悪夢。

また仕事辞めて引きこもりになるところだった。
無理は禁物。
断薬は自分のペースで。
意地はってる場合じゃない。

無理だわって思ったら、いつもと違うと思ったら戻さないと。
甘えじゃないから。